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知っておきたい左官工事における漆喰と珪藻土の違い

こんにちは!岐阜県美濃市に拠点を置く左官屋として、美濃市から岐阜県岐阜市、関市などの地域にかけて、左官工事、左官仕上げを手掛けている株式会社アイ・エス・ケーです!
左官工事に用いられる素材にはさまざまな種類がありますが、その中でも代表的な例として挙げられるのが漆喰と珪藻土です。
皆様は漆喰と珪藻土について、その細かな特徴をご存じでしょうか。
今回は左官工事に関心をお持ちくださっている方に向けて、漆喰と珪藻土それぞれの特徴をご紹介いたします。

漆喰と珪藻土

珪藻土
漆喰と珪藻土は、それぞれ古くから用いられている自然に由来した素材です。
漆喰は石灰石を原料としており、石灰石を1,000℃を越える高温で焼き、冷ましたものに水、のり、繊維などを混ぜ込むことによってつくられます。
この石灰石は大昔にサンゴ礁だった地層が隆起した土地から取れるものであり、完全な自然素材であることがお分かりいただけるのではないかと思います。
一方、珪藻土は珪藻という植物プランクトンが死に、その殻が沈殿し、化石になって生み出される土です。
こちらも植物プランクトンに由来する素材なため、完全な自然素材であるといえるでしょう。

それぞれの違い

漆喰と珪藻土は似た印象を持たれやすく、同じ自然素材として一緒くたに扱われることもありますが、実際には異なる性質を持った素材です。
漆喰と比べて珪藻土は吸湿性に優れており、湿気の多い土地の建物などで用いられると大きな効果を発揮してくれます。
また、漆喰の方も珪藻土ほどではありませんが吸湿性を備えています。
さらに優れた耐久性や耐火性、抗菌性などを持ち合わせているため、湿気の問題がない土地であれば漆喰の方が多岐にわたる良い効果を得られるでしょう。
ぜひ環境に合わせて、2つの素材を使い分けていただければ幸いです。

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